紙管には一般的な規格(サイズ)というものは存在しません。お客様が必要な内径・厚み・長さの組み合わせで様々なサイズが存在しています。弊社では主に芯材として、薄く柔らかな製品から、厚みのある強固な製品まで、幅広く対応いたします。また、表面に印刷紙・クッション素材・セロハン紙を施したり、ミシン目や内面に印刷紙を使用することも可能です。その他にも紙アングル、角紙管、紙ボビン、紙管用蓋・等も取り扱っております。
【一般紙管の用途】 家庭用ラップ・農業用フィルム・トイレットペーパー・PPバンド・エアーキャップ・ストレッチフィルム・印刷フィルム・ポスター入れ・印刷シール・医療用テープ・各種テープ・アルミホイル・玩具花火・障子紙・その他 |
紙管(しかん)とは文字どおりに紙で作られた管(くだ)の事です。あまり馴染みのない言葉ですが、実は私たちの生活の様々なシーンで、巻く・支える・包むなどの活躍をしています。また、リサイクル(紙管⇀古紙⇀原紙⇀紙管)の面でも優れており、環境問題を緩和します。
製造工程
①スリット
製紙メーカーからの原紙(円筒形で 重量約400~1000kg)をテープ状にスリット(ボビン紙)します。0.1単位の神経を使う作業です。
②スパイラル
螺旋状に複数枚のボビン紙を巻き付け、接着しながら紙管を製造します。厚みを増す毎に使用枚数が増えます。
③カット
紙管(素管)を乾燥後、定寸に切断します。NCカッティングマシンにより精度を0.1単位で設定可能です。
④検査
規格寸法(内径・厚み・長さ)・外観のチェック、耐圧強度・水分等を測定します。測定値は蓄積され、今後の分析・研究に利用されます。
⑤出荷
丁寧・迅速に(もちろん安全運転)お客様のもとへお届け致します。